監査法人の労働環境は今後もよくならないと思う。

監査法人のブラックな働き方が最近よく問題になっています。 もっとブラックな業界はあります。昔から忙しいのは大して変わってないんだ、最近の若者の根性の問題だという老害たちの本音もあります。 そんなくだらない不幸自慢の結果が日本の労働生産性の低…

セクハラ・マタハラの話

(あんまり会計と関係ありませんが)毎年やっている、セクハラ・マタハラについての研修。 「産休をとる女性Aに『普通子ども産むなら辞めるでしょ、復帰できるの?』と上司Bが言いました。さて、Bはどうすればよかったのでしょうか?」という具体例が挙げら…

監査報告書が長文化すると何が変わるのか。何かが変わるのか。

監査報告書が長文化する可能性があるそうです。 金融庁、監査報告の長文化を検討へ 投資家への情報提供を充実 | ロイター ※監査報告書とは、監査法人が監査先の財務諸表に対して監査意見を表明する書類です。要するに、会計士がこの決算でOKですと言っている…

なぜ会計士は役に立たないのか

6月下旬の会計士業界。 3月決算の会社であれば有価証券報告書のチェックが終わり、現場のスタッフ・シニアは一息つく頃です。 一方でマネージャーは、翌期の契約やらなんやらの雑務で、案外休めなかったり。 日本の監査報酬は、欧米に比べると破格なほど安い…

公認会計士マルクスちゃん

初めまして。公認会計士のマルクスちゃんです。 突然ですが、人類学者レヴィ・ストロースの代表作、「悲しき熱帯」の書き出し。 「私は旅や探検家が嫌いだ。それなのに、いまわたしはこうして自分の体験旅行のことを語ろうとしている・・・」 大胆不敵なマル…